「失敗は成功のもと」                                     新たな価値を生み出した話。

 

シフォンケーキが好きな私は

好きな時に好きな味のシフォンケーキが食べられるように

自分でシフォンケーキを焼けるようになりたい!!

と思いました。

 

一番初めに作ったシフォンケーキは

アールグレイの茶葉を入れた紅茶シフォン。

レシピを見て作ったので失敗はせず

予想以上に美味しくできました。

そこから週1でシフォンケーキを作り

レシピを見ずに作れるようにまでなりました。

 

会社のスタッフや友達にも配り

「美味しい~」「すごくフワフワでお店出せる!」と好評

とても嬉しくてシフォンケーキ作るのは

簡単だしもう完璧(笑)

 

ある日、実家に帰省する時

母「シフォンケーキ食べたいから作って持って帰ってきて」

と要望があり「お安い御用さ」と自信満々で

作って帰りました。

 

さっそく食べた親戚一同は

「え?これお店で買ってきたん?ってくらい美味しい」と

またもや好評ですぐになくなってしまいました。

話に夢中になっていた兄が遅れて

「シフォンケーキないの?」と聞いてきて

無いことを察しションボリしたので

後日、実家で作ることになりました。

 

材料も調理器具もいつものとはいかず

それでもいつもの手際で作ることができました。

オーブンに入れて時間もいつもの時間で!

待つ間ゲームをすることにして、集中しすぎないように携帯で

タイマーを早めにセットし熱中してゲームをしていると

 

「ピピピピピ・・・・」と携帯のタイマーが鳴り

慌ててオーブンの前に

 

だけど、まだ残り10分もある。

 

「なぜ?」と思った私は

間違ってオーブンの時間をセットしたのかも!

と思い中の焼け具合を確認し取り出してしまいました。

 シフォンは焼きあがったらすぐに逆さまにしないとしぼんでしまうので早めにタイマーをした事に後から気づくのであった

 

結果、グシャといびつな形になり初めて「失敗」をしました。

あんなに「簡単だし完璧(笑)」と言っていた私は

ちょっとした勘違いで焼き上がり時間を間違えてしまいました。

まあ、いつもの環境じゃないから~と開き直り

いびつなシフォンを一口食べてみたら

 

「( ^ω^)ん?・・・うまい!!!!!

しかも、ものすごく水分を含んでてふわっふわで一番うまい」

 となり、後からもう一度、いつものシフォンケーキも作り直し

失敗のシフォンといつものシフォンを兄に食べてもらうと

「失敗した方がうまいんやけど(笑)」と言われました。

 

どんなに得意なことでも、いつもしていることでも

環境だったり気持ちの焦りでミスをしてしまいます。

仕事に関して言うなら

できるだけミスなく終わりたいところですが

今回、私は「失敗」して良かったと思いました。

 

なぜなら・・・・

・今までで作ったシフォンの中で一番おいしいものが作れたから

・失敗しないようにといつも通り作っていたら気づけなかった

・型にはまりすぎていてもっと美味しいものを作ろうとしていなかった自分に気づけた

・自分は失敗だと思うことも人によっては成功だと言う人がいるということ

 

「失敗」して

材料が無駄になったり

価値が下がったりなんてしていません。

 

子供のころに

「失敗は成功のもと」と習ったことを思い出し

「失敗は成功のもとであり、更に新な成功へと導く鍵」

なんだと私は自分の体験から学びました。

 

よく私の周りで

「それって、うまくいくの?」「できるわけないやん」

「失敗したらどうするの?」とネガティブ発言。

行動することに意味があり

行動する者にしか結果はついてこない

だから、結果が欲しいのなら行動しなさいと。

失敗してもそこから得るものはあるし

早く失敗できたことをポジティブにとらえよう

「失敗」を「失敗」で終わらせないように

っと言い続けます。

 

失敗しないようにと

気を張ってしまう気持ちも分かります。

だけど、失敗したどうするのか?

という方向転換を考えておけば

なんでもチャレンジできると思います。

 

是非、「失敗」を恐れずしたいことをしてみましょう